菅原(すがわら)死球(しきゅう)じゃない」 正直(しょうじき)自己(じこ)申告(しんこく)()同点(どうてん)(だん)も…花咲(はなさき)(いさお)(さかえ)散る(ちる)

グラウンドの()拾う(ひろう)花咲(はなさき)(いさお)(さかえ)ナイン(松田(まつだ)(つよし)(あきら)撮影(さつえい)

全国(ぜんこく)高校(こうこう)野球(やきゅう)選手権(せんしゅけん)(だい)(にち)> 明石(あかし)(しょう)4-3花咲(はなさき)(いさお)(さかえ)

 聖地(せいち)で、埼玉(さいたま)(はな)散っ(ちっ)た。埼玉(さいたま)大会(たいかい)試合(しあい)(けい)92(てん)、チーム打率(だりつ)(わり)(ふん)(りん)誇る(ほこる)花咲(はなさき)(いさお)(さかえ)強力(きょうりょく)打線(だせん)が、来年(らいねん)のドラフト注目(ちゅうもく)の2年生(ねんせい)右腕(うわん)明石(あかし)(しょう)のエースの中森(なかもり)屈し(くっし)た。2-3の7(かい)()一時(いちじ)同点(どうてん)とするソロアーチを放っ(はなっ)菅原(すがわら)(けん)(しん)捕手(ほしゅ)(3(ねん))は「全て(すべて)(ちから)出し切っ(だしきっ)たので悔い(くい)はない。泣き(なき)たい気持ち(きもち)もあるけど、感動(かんどう)できる試合(しあい)見せ(みせ)られたと思う(おもう)」と(なみだ)をこらえた。

 実は(じつは)本塁打(ほんるいだ)の1(きゅう)(まえ)投球(とうきゅう)(かた)当たっ(あたっ)た。死球(しきゅう)…ではなかった。球審(きゅうしん)に「(よけたときに)ストライクゾーンに(かた)入っ(はいっ)てしまったので、自分(じぶん)悪い(わるい)です」と自己(じこ)申告(しんこく)し、相手(あいて)ベンチにも(あたま)下げ(さげ)た。「甲子園(こうしえん)聖地(せいち)。いろんな(ほう)()ている。埼玉(さいたま)代表(だいひょう)して()ているので、高校(こうこう)野球(やきゅう)では正々堂々(せいせいどうどう)戦い(たたかい)たかった」。直後(ちょくご)放っ(はなっ)一撃(いちげき)。「()弱い(よわい)ので、怒ら(おこら)れるとしょぼんとする」。そんな優しい(やさしい)正直(しょうじき)(しゃ)”に、野球(やきゅう)神様(かみさま)がほほ笑んだ。

 清水(しみず)達也(たつや)投手(とうしゅ)(げん)中日(ちゅうにち))を擁し(ようし)頂点(ちょうてん)立っ(たっ)た2017(ねん)以来(いらい)となる全国(ぜんこく)制覇(せいは)(みち)閉ざさ(とざさ)れた。菅原(すがわら)は「後輩(こうはい)たちには、(とく)(さかえ)らしい『したたかな野球(やきゅう)』をしてほしい」と望み(のぞみ)託し(たくし)た。 (広瀬(ひろせ)美咲(みさき)

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