三浦春馬さん「遺書なかった」事務所が経緯明かす

三浦春馬さん(2018年12月27日撮影)

7月18日に亡くなった俳優三浦春馬さん(享年30)について、四十九日を迎えた4日、所属事務所のアミューズがホームページで、亡くなった経緯と遺作の今後について報告した。

「三浦春馬に関するお知らせ」と題し、これまでの「臆測による報道や、事実ではない情報に基づく誹謗(ひぼう)中傷等により、皆さまに行き場のない悲しい思いをさせてしまったことを、深くおわび申し上げます」とし、「現時点で弊社が把握しております経緯、確認しております情報をご報告させていただきたいと存じます」とした。

経緯については「午後から予定されていた仕事に向かうため、約束の時間に担当マネジャーが自宅へ迎えに行きましたが、メール・電話等に返事がなかったので、部屋へ向かいました。インターホンを鳴らしましたが応答がなかったため、管理会社の方に連絡し、部屋の鍵を開けていただき入室したところ、すでに意識のない状態でした。応急手当てをするとともに、すぐに警察と救急に連絡を入れ、病院に搬送されましたが、懸命な救命処置も及ばず14時10分に永眠いたしました。その後、警察による現場及び時間経過の検証の結果、事件性は確認されず、検視の結果から死因は自死であるとの報告を受けました」と報告。「一部報道で『撮影現場に本人が現れないため、マネジャーが不審に思い自宅に確認に行った』と報じられておりますが、仕事の際にはマネジャーが送迎しておりますのでそのような事実はございません」とした。

遺書の存在については「警察の現場検証の結果、本人が日頃から役作りなどさまざまな思いをつづったノートは自宅から発見されましたが、遺書はありませんでした。そのノートにも、自死の動機や原因と直接結びつくような内容はなく、また、ファンの皆さま、スタッフ、アーティスト仲間などへのこした文章や、遺書なども結果として見つかっておりません」とした。

また、三浦さんの作品については、「未公開のものに関しては、関係者の皆さまと協議を重ね、放送、公開に向けて調整を進めさせていただいております」とし、ブロードウェーミュージカル「キンキーブーツ」については「権利の問題で全編映像化はかなわなかったものの、ブロードウェーサイドの皆さまのご厚意で、15分程度の特別映像を後日アップさせていただく事となりました」と報告。また、「キンキーブーツ」サントラCDは、「再プレスを行い、本日よりネット通販でご購入いただける状況が整っております」とし、「その他の出演作品に関しても、引き続き関係各所と検討を進めて参ります」。

同時に三浦春馬基金(仮称)の年内立ち上げを発表。今後、三浦さんに関するアミューズの全ての利益を本人の遺志を継ぎ、これまで携わってきた「Act Against AIDS(現ACT AGAINST ANYTHING)」の活動を通し、ラオフレンズ小児病院を始めとする、あらゆる困難に立ち向かう人々への寄付・支援に充てることを発表した。

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