今世紀(こんせいき)(まつ)横浜(よこはま) 猛暑(もうしょ)()(とし)40(にち)に 気象庁(きしょうちょう)予測(よそく)

横浜(よこはま)気候(きこう)変化(へんか)予測(よそく)

 地球(ちきゅう)温暖(おんだん)()最悪(さいあく)のシナリオで進む(すすむ)と、横浜(よこはま)猛暑(もうしょ)()最高(さいこう)気温(きおん)35()以上(いじょう))が21世紀(せいき)(まつ)には年間(ねんかん)(やく)40(にち)増加(ぞうか)することが、気象庁(きしょうちょう)による地域(ちいき)(べつ)気候(きこう)変化(へんか)予測(よそく)分かっ(わかっ)た。20世紀(せいき)(まつ)状況(じょうきょう)(もと)にした現在(げんざい)気候(きこう)では猛暑(もうしょ)()となる()はほとんどないため、さらに踏み込ん(ふみこん)温室(おんしつ)効果(こうか)ガスの排出(はいしゅつ)削減(さくげん)(さく)講じ(こうじ)ないと、経験(けいけん)のない酷暑(こくしょ)常態(じょうたい)()する恐れ(おそれ)がある。

最悪(さいあく)温暖(おんだん)()シナリオ

 気候(きこう)変動(へんどう)に関する政府(せいふ)(かん)パネル(IPCC)が示し(しめし)複数(ふくすう)将来(しょうらい)シナリオのうち、現在(げんざい)(どう)程度(ていど)対策(たいさく)続け(つずけ)結果(けっか)温室(おんしつ)効果(こうか)ガスの濃度(のうど)最も(もっとも)高く(たかく)なるケースで地域(ちいき)(べつ)将来(しょうらい)気候(きこう)試算(しさん)した。21世紀(せいき)(まつ)日本(にっぽん)全国(ぜんこく)平均(へいきん)気温(きおん)は4.5()上昇(じょうしょう)するが、神奈川(かながわ)(けん)は4()ほど高まる(たかまる)見通し(みとおし)で、横浜(よこはま)平均(へいきん)気温(きおん)現在(げんざい)種子島(たねがしま)鹿児島(かごしま)(けん)、19.6())とほぼ同じ(おなじ)になると推定(すいてい)された。

 季節(きせつ)(べつ)でみると(ふゆ)気温(きおん)上昇(じょうしょう)(はば)大きい(おおきい)が、横浜(よこはま)猛暑(もうしょ)()年間(ねんかん)(やく)40(にち)増える(ふえる)ほか、現在(げんざい)(とし)に40(にち)余り(あまり)真夏(まなつ)()最高(さいこう)気温(きおん)30()以上(いじょう)猛暑(もうしょ)()含む(ふくむ))が(やく)110(にち)へと、(とし)に20(にち)ほどの熱帯夜(ねったいや)最低(さいてい)気温(きおん)25()以上(いじょう))が(やく)90(にち)にそれぞれ増加(ぞうか)昼夜(ちゅうや)問わ(とわ)厳しい(きびしい)(あつ)さが続く(つずく)ことになりそうだ。

 また、現在(げんざい)(とし)に100(にち)数える(かぞえる)(なつ)()最高(さいこう)気温(きおん)25()以上(いじょう)猛暑(もうしょ)()真夏(まなつ)()含む(ふくむ))が(やく)170(にち)増え(ふえ)、1(ねん)半分(はんぶん)近く(ちかく)占める(しめる)見通し(みとおし)となった。こうした気候(きこう)変化(へんか)によって農業(のうぎょう)生態(せいたい)(けい)などへの影響(えいきょう)拡大(かくだい)し、健康(けんこう)被害(ひがい)のリスクも大きく(おおきく)なるという。

 気象庁(きしょうちょう)は2016(ねん)にも地域(ちいき)(べつ)気候(きこう)予測(よそく)公表(こうひょう)したが、この(とき)温室(おんしつ)効果(こうか)ガスの削減(さくげん)今回(こんかい)よりも進む(すすむ)シナリオが前提(ぜんてい)だった。東京(とうきょう)管区(かんく)気象台(きしょうだい)井上(いのうえ)博敬(ひろたか)地球(ちきゅう)温暖(おんだん)()情報(じょうほう)(かん)は「より深刻(しんこく)見通し(みとおし)示す(しめす)ことで、温室(おんしつ)効果(こうか)ガスの排出(はいしゅつ)抑制(よくせい)する緩和(かんわ)(さく)だけでなく、温暖(おんだん)()影響(えいきょう)避け(さけ)られないことを踏まえ(ふまえ)適応(てきおう)(さく)検討(けんとう)促す(うながす)狙い(ねらい)がある」と説明(せつめい)する。

 今回(こんかい)予測(よそく)では、温暖(おんだん)()進行(しんこう)伴っ(ともなっ)て、(あめ)降り(ふり)(かた)激化(げきか)する傾向(けいこう)明らか(あきらか)になった。「(たき)のように降る(ふる)」と表現(ひょうげん)される1時間(じかん)50ミリ以上(いじょう)(あめ)頻度(ひんど)県内(けんない)倍増(ばいぞう)し、21世紀(せいき)(まつ)には、ほぼ毎年(まいとし)降る(ふる)ようになる見通し(みとおし)だ。

 気温(きおん)上昇(じょうしょう)すると大気(たいき)(ちゅう)水蒸気(すいじょうき)(りょう)増加(ぞうか)するためだが、その一方(いっぽう)降水(こうすい)(りょう)が1ミリ未満(みまん)の「()降水(こうすい)()」も増える(ふえる)とみられる。こうした「気象(きしょう)極端(きょくたん)()」によって、災害(さいがい)水不足(みずぶそく)危険(きけん)(せい)高まる(たかまる)という。

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